最近の子供さんの誕生日やクリスマスのプレゼントとして、最近ではスマートフォンをねだられるご家庭、多いのではないでしょうか。
小学校高学年や中学生になると、急に持ち始めるのがiPhoneなどのスマートフォンです。中学校の入学祝に買ってもらう子供さんも多いのではないでしょうか。
そんなスマホですが、親としては一日中スマホに向かっている姿を見ると依存していて弊害が起こるのではないか?何か親として規制した方がいいのではないか?と悩むところかもしれません。
高校生のスマホの使用時間は、どのように考えたらよいのでしょうか。
高校生のスマホ時間は何時まで?
平成29年度の内閣府のインターネット利用環境実態調査によると、高校生のインターネットの利用時間はこのようになっています。
- 1~2時間 18.9%
- 2~3時間 24.8%
- 3~4時間 20.1%
- 4~5時間 9.0%
- 5時間以上 17.6%
小学生や中学生よりも高校生の方がスマホの利用時間が長くなり、1日5時間以上スマートフォンを利用しているのは、26.1%にもなると言います。
とはいえ、一日中インターネットを利用した仕事をしている管理人的には、意外と少ないな、という感想です。ですが普通に見たら、かなり長い時間スマホに向かっているということになるのでしょう。
そんなスマホの利用時間を制限する方法として、リビングなどの大人がいる場所でしか使ってはいけない、寝室や自分の部屋にスマホは持ち込まない、というルールを作っているご家庭もあるようです。
高校生が学校に行っている間は、ほとんど使っていないという前提で、学校から帰った後にスマホを使っているとすると、帰宅後の時間は、6時間ほど。
2~4時間ほどという回答をしたご家庭が、44.9%なので、それほど長時間利用しているとも言い切れないような気もします。
取り上げるより将来につながる使い方とは?
高校生をお持ちのご家庭のスマホに対する規制は、かなり緩くなっているようです。高校生にもなると部活などで帰宅時間が遅くなることも、部活や友人などとの連絡もスマホを持っていることが当たり前となっている学校もあるのではないでしょうか。
高校生のスマホの利用に関しては、何時から何時までと規制するというご家庭よりも、過保護にし過ぎず、本人に任せているというご家庭が多いように感じます。
スマホに限らず、高校生になればある程度、子供も色々な物事の判断を出来るようになっているのではないでしょうか。数年後には、成人する大人予備軍として、安全に正しく使える使い方を覚えることが将来の子供のためになるのではないでしょうか。
高校生になる前にスマホを持たせることのメリットとは?
管理人的には、高校生になる前、中学生のうちにスマホデビューをしておくのがいいのではないかと感じています。
中学生の内は、公立中学校でも私立中学校でも、学校もありますし部活などもあるので、ある程度スマホの利用時間は、制限することが出来るのではないでしょうか。
中学生は、義務教育の親の目の届く間であり、子供も反抗しながらも言うことを聞く年齢。そんな時から、スマホの使い方を少しずつ覚えるのは、将来取り返しのつかない使い方をする前の経験値となるかもしれません。
あまりにもスマホに関する規制を子供にかけすぎて、いざ高校生となり、周りの子供達の使い方とかけ離れた使い方をしてしまうのは、子供にとっても良いことではない気がします。
まとめ
『高校生のスマホ時間は何時まで?取り上げるより将来につながる使い方とは?』としてまとめてきました。
管理人は、小学生、中学生、高校生の子供がいます。スマホは、小学校高学年くらいから子供に与えています。
利用時間を何時までと規制することよりも、正しく安全に使うには、どうしたらいいかを学ぶことの方が大切のように感じています。
学校でもスマホに関する注意はありますし、こども通しでどんな風に使うと気持ちよく使えるのかを日々学んでいるようです。
スマホの世界は、リアルの世界と同じように、思いやりが必要ではないでしょうか。リアルな世界で思いやりのある子供に育てていくことが出来ていれば、子供自身が使いながら学んでいくように感じます。
高校生になってから慌てて、スマホに関する規制をすることよりも、小さなうちから愛情をかけて大切に育てていくことで自然と自分を大切にし、スマホともうまく付き合っていける子供になるような気がします。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。