お中元のお返しやお礼状はいつまでに出せばいい?お歳暮との違いも解説!

お中元

社会人になり、上司や先生、親戚などお世話になっている方に贈るとされているお中元やお歳暮。実際のところ、どうすることがマナーにかなっているのか、知っているようで知らない方多いことと思います。

そんな知っているようで知らないことだらけのお中元とお歳暮について、まとめていきます。マナーを知ったうえで、お中元やお歳暮で日頃お世話になっている方に、感謝の気持ち伝えられるとスマートですね。

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お中元とは何?

お中元は、中国の三大宗教の1つである道教。その道教の教えでは、三元と言う神様が誕生された日として特別な日があります。上元は1月15日、中元は7月15日、下元は10月15日。

そして仏教にも『盂蘭盆会/うらぼんえ』として修行をする僧侶に食物や飲み物を供えると言う行事がありました。『盂蘭盆会/うらぼんえ』が行われる時期は、7月13日から16日。

中国の道教と仏教がどちらも特別な日としている7月中旬に、これまでにお世話になった方に感謝の気持ちを伝え、お礼をするという風習として、江戸時代に広く伝わったとされています。

お中元

お中元のお返しやお礼状はいつまでに出せばいい?文面の例も紹介!

お中元を頂いた場合、お返しをしたりお礼状は出すものなのでしょうか。お中元のお返しは、特にしなくても大丈夫だそう。そして、宅急便などでお中元を頂いた時には、2~3日中にお礼状をお送りすると良いですね。

暑中お見舞いのはがきなどで近況を報告しつつ、お中元を頂いたお礼を書き添えることが出来るととてもスマートです。

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会社の上司への文面の一例

日頃お世話になっている方へのお礼状、どんな文面で書けばいいのか、よくわかりませんよね。ここでは、上司からお中元を頂いた場合のお礼状の文面の一例をご紹介します。

暑中見舞い申し上げます。

厳しい暑さが続いておりますが、ご健勝のことと存じております。

先日は、お中元のごあいさつとお品物をいただきまして、まことにありがとうございました。

とても美味しく家族でいただきました。

今夏もより一層の努力を重ねていく所存です。

よろしくご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。

酷暑のみぎり、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

お中元とお歳暮との違いを解説!

お中元とお歳暮の大きな違いは、贈る時期にあります。お歳暮が、一般的に7月から8月中旬に贈るのに対し、お歳暮は、11月下旬から12月20前後に贈ります。

贈る時期は、東日本・西日本と地域によっても違っています。

東日本 西日本
お中元 7月始め~7月中旬くらいまで 7月中旬~8月15日まで
お歳暮 11月下旬~12月20日前後 12月13日~12月20日前後

お中元とお歳暮は、どちらも贈るのが一般的ではありますが、どちらか一方だけを贈るのならば、お歳暮だけにするとよいでしょう。

どちらも贈る場合には、お中元よりもお歳暮の方を高価なもので贈るのがマナーとなっています。

まとめ

『お中元のお返しやお礼状はいつまでに出せばいい?お歳暮との違いも解説!』としてまとめてきました。なかなか人に聞きにくいお中元やお歳暮のマナー。

マナーに適った形でいつもの感謝の気持ち、伝えられるといいですね。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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